Puppet Enterprise 2017.2

Puppet Enterpriseをインストールする前に、要件に最も適したアーキテクチャタイプを検討してください。 また、内部テストに基づくハードウェア要件を以下に記載します。

Puppet Enterpriseアーキテクチャ の選択

Puppet Enterpriseの基本インストールタイプは、モノリシックと分割の2種類です。 ほとんどの場合、モノリシックインストールが要件を満たします。

  • モノリシックインストール(推奨):Puppet master、Puppet Enterprise Webコンソール、PuppetDB (PostgreSQLを使用)がすべて単一ノード上にインストールされます。すべてのコンポーネントが同じノードにあるので、このインストールタイプではインストール、アップグレード、トラブルシューティングがより容易になります。 このインストールタイプは拡張可能であり、コンパイルmasterを追加することで最大20,000台のノードを管理できます。
  • 分割インストール:Puppet master、Puppet Enterprise Webコンソール、PuppetDB (PostgreSQLを使用)が、それぞれ個別のノードにインストールされます。このインストールタイプが推奨されるのは、サーバーあたりのコア数が限られている場合か、20,000台を超えるノードを管理しており、大規模インストール(LEI)が必要になる場合のみです。

デプロイの規模を拡大する場合は、次のような経過をたどることが想定されます。

  1. 1台のノードにモノリシックインストールを実行し、10~100台のノードを管理します。
  2. 規模を拡大し、Puppet Enterpriseの管理対象ノードが増えるに伴い、 CPUとRAMを拡大して、モノリシックインストールに利用可能なリソースを拡大します。
  3. 管理対象のノード数が1000台を超えたら、コンパイルmasterを追加して、agentカタログのコンパイル負荷を分散します。
  4. デプロイの規模をさらに拡大する場合、モノリシックインストールから分割/LEIに移行します。

ハードウェアに関する推奨事項

以下は、Puppet Enterpriseのハードウェアに関する推奨事項です。 推奨事項は、Puppet Enterpriseインフラの規模や複雑さによって異なります。

以下のインストールタイプ別に推奨事項を提供します。

  • モノリシック
  • コンパイルmasterを使用したモノリシック
  • 分割/LEI

モノリシックインストールのハードウェア要件

モノリシックインストールのハードウェア要件は管理対象のノード数によって異なります。

ノードボリューム コア数 RAM /opt/ EC2
10以下 2 6 GB 20 GB m3.xlargeインスタンス

さらに多くのノードを管理する場合は、ハードウェアをアップグレードする必要があります。 Puppet Enterpriseでは、デフォルト構成で4000台以下のノードをサポート可能であることがテストで実証されています。 この規模のノードを管理する場合、最小限の推奨ハードウェア構成は以下のとおりです。

ノードボリューム コア数 RAM /opt/ /var/ EC2
10~4000 16 + 32 + GB 100 GB 10 GB m3.xlargeまたはc4.4xlarge

ハードウェアを徐々に拡張しながら最大限に活用するには、このリソースを利用できるようPuppet Enterpriseを設定する必要があります。詳しくは、「Puppet Enterpriseインフラストラクチャの設定とチューニング」ページのガイドを参照してください。

Tuning monolithic installations (reference)」では、さまざまなサイズのモノリシックインストールに関するチューニング情報を提供しています。

コンパイルmasterインストールを伴うモノリシックのハードウェア要件

管理対象のノードが4000台を超えた場合は、負荷を分散したコンパイルmasterをモノリシックインストールのアーキテクチャ に追加すると、より多くのagentを管理できるようになります。

コンパイルmasterを1つ追加すると、PuppetDBまたはPEコンソールの容量上限まで、約1500~3000台のノードを増設することができます。これはMoM上で動作します。ノード8000台前後でパフォーマンスに問題が出始めた場合は、ハードウェアを調整するか、より大規模なベースインフラに移行することができます。

注意:デプロイ規模を拡大してコンパイルmasterを使用する場合は、ロードバランサを使って負荷を分散する必要があります。 コンパイルmasterとロードバランサを追加するよりも、モノリシックインストールでハードウェアをアップグレードする方が簡単です。

管理対象のノードが4000台を上回る場合に推奨される最小限のハードウェア構成は以下のとおりです。

ノードボリューム ノード コア数 RAM /opt/ /var/ EC2
4000~20,000 モノリシックノード 16 32 150 10 c4.4xlarge
コンパイルmasterあたり(1500~3000ノード) 4 16 30 2 m3.xlarge

ハードウェアを徐々に拡張しながら最大限に活用するには、このリソースを利用できるようPuppet Enterpriseを設定する必要があります。詳しくは、「Puppet Enterpriseインフラストラクチャの設定とチューニング」ページのガイドを参照してください。

注意:20,000台を超えるノードを必要とする場合は、大規模インストールを設定する前に、Puppetサポートか販売チームにお問い合わせください。

大規模インストールのハードウェア要件

大規模インストールとは、大規模なPuppet Enterpriseインフラストラクチャを配備することです。 Puppet Enterpriseを分割インストールし、コンパイルmasterとActiveMQメッセージブローカリングを追加します。 このインストールは、20,000台を超えるノードを管理する場合に適しています。

推奨される最小限のハードウェア構成は以下のとおりです。

ノードボリューム ノード コア数 RAM /opt/ /var/ EC2
20,000以上 Puppet master 4 16 10 42 m3.xlargeまたはm4.xlarge
Puppet Enterprise Webコンソール 4 4 30 22 m3.xlargeまたはm4.xlarge
PuppetDB 32 48 200 70 m3.2xlarge
(3) コンパイルmaster 4 16 30 42 m3.xlargeまたはm4.xlarge
ActiveMQハブ 2 4 10 18 m3.largeインスタンス
ActiveMQ Spoke 2 4 10 18 m3.large

このインストール方法では、より多くのリソースをPuppetDBに追加し、コンパイルmasterの数を増やすことで、より多くのノードに対応することができます。

Back to top